私は、龍谷大学学友会体育局少林寺拳法部の卒業生の会である拳龍会会長を務めます、第27代の池畑利信です。この度、龍谷大学学友会体育局少林寺拳法部のホームページをリニューアルする運びとなりましたので、ご挨拶させていただきます。

拳龍会とは、物心両面にわたり、現役部員への支援、並びに会員相互の親睦と団結を図ることを目的として編成された組織です。諸先輩方におかれましては、2020年11月29日に創部60周年の記念行事を執り行う運びとなっています。今回、このホームページの開設を機に、会員相互の情報共有の場として機能することを期待し、この60周年、そしてこれからの70年、80年と各周年行事を盛大に迎えられるように、更なる現役部員へのご支援をお願い申し上げる次第でございます。

少林寺拳法は1947年に 宗 道臣 先生 が創始した人づくりの行であり、修行を通して社会に役立つ人づくりを目指し、勇気、慈悲心、正義感を育むものであります。

私は大学在学中に、師匠の故 梶原 道全 先生 よりご指導をいただいた中で、特に印象に残っている言葉は「リーダーシップをとれ」です。また、当時の先輩方からご指導の中で聞いた「思いここにあらざれば、見ても見えず、聞いても聞こえず」という言葉も、今も自分の中に残っています。

少林寺拳法部にて学んだ多様な事柄や教えが今、社会人として一人前になれた礎となっていると確信しています。

こちらのホームページをご覧になられた、龍谷大学へのご入学を希望されている皆様、また龍谷大学にご入学され、少林寺拳法部とは何かも知らない皆様、そして在学生であっても、少林寺拳法に少しでも興味、関心を持たれた皆様が少しでも我が部の事を知っていただける場となれば幸いです。少林寺拳法は大学から始められる方が多いので、初心者でも在学中に黒帯を取得することが可能ですし、少林寺拳法は「人づくり」を特徴とした、人間育成の行ですので、４年間の学生生活をアルバイトや勉強、遊びだけで終わらせるのではなく、少林寺拳法部の活動を通じて心と体を鍛え、礼儀を学び立派な社会人となれるように一人でも多くの皆さんとご縁が出来ることを切に念じております。